【MM】(市川拓司)を読了!

会えなくなるとわかっていても、ぼくはきみを守りたかった‥‥
 
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【あらすじ】
その日、映画の脚本家になることを夢見ていたぼくは、駅前通りの本屋さんで『ハリウッドで脚本家になるための近道マップ』という名前の翻訳本を立ち読みしていた。600ページもある高価な本だったから、夏休みに入った最初の日から毎日店に通って、少しずつ全ページを読破する計画だった。その日も本に没頭していると、急に肩を叩かれ、ぼくは飛び上がった。(本屋の親父さんについに見つかった!)恐る恐る振り返ると、そこに彼女がいた。南川桃。同じクラスにいたけど、一度も口をきいたことがない女の子。女子のヒエラルキーでも頂点にいるのが当たり前のようなその子が、そのあとぼくに頼んできたのは、伝記を書くことだった。「伝記? 誰の?」「わたしの」と、彼女は言った・・・

 
しかと!
いじめ!
時代への反発!
仲間!
そして、恋・・・

誰しも通過する青春時代。
こういう本って、いくつぐらいの人が読むんだろうか。
おじさんというか、おっさんが読んではいけない本なんだろうか。

とっても微笑ましい!
けど、どこか羨ましい、青春!

懐かしいなぁ!という思いで読んでいました。

青春のきらめきに、、、ポチッ拍手
 
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MM
評価:
市川 拓司
小学館
¥ 1,620
(2017-07-12)

18:12  Posted by juzji
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【標的】(真山仁)を読了!

巨悪は眠らせない!特捜検事の標的・・・
 
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【あらすじ】
任期満了を迎える黛新太総理の後任候補に、四八歳という若さと美貌で国民的人気を誇る、越村みやび厚労大臣が名乗りを上げた。日本初の女性総理誕生が、にわかに現実味を帯びはじめる。そんな中、医療・福祉系投資会社JWFの元CFO片岡司郎が、収賄の疑いでみやびを告発したいと東京地検特捜部に接触する。JWFは越村が推進する社会福祉制度改革のパートナー的存在、楽田恭平の会社だ。特捜検事の冨永真一は片岡の事情聴取を行うことにした。裏には永田町の策謀が潜んでいた・・・

テレビ東京でドラマにもなっている原作。


若さと美貌を武器に総理の座を狙う越村みやび。
そんな彼女に致命的なカネの問題が浮上!?
さて・・・
 
まぁそんなドラマ的な話はさておき、テーマになっているのは福祉の裏!?
“サ高住”と言われる、「サービス付き高齢者向け住宅」に関しての問題提議である。
少子高齢化にともなう福祉事業は、今や政府の支援もあって大きなビジネスチャンスともなっている。
ただ現場は疲弊しているようだが。

昨年亡くなった父もいわゆる“サ高住”に住んでいた。
個室が与えられ、制約があるものの充分困らない生活をおくれるものと本人は思っていたようだ。
しかし・・・
そこには団体生活があるわけで、それになじめない方も多くみうけられる。
でも、それをすべて受け入れるのもやはり無理というもので、ある程度の我慢が必要なのであろう。
そのストレスをなくした住宅を提供するというのがこの小説の本筋で、その裏で大金が動くという政治体質の問題でもある。

そういう意味ではポイントがずれていたように思う。
政治献金のあり方が問題なのか、サ高住を含めた福祉行政が問題なのか。
もっと福祉行政の在り方を掘り下げてほしかったかな。

少子高齢化でしかも長生き時代。
初めて起こりうる問題に政府、行政はどう立ち回るのか。
かなり気になります。

そんなお年頃で、、、ポチッショック
 

長寿が美徳!という考え方はもう見直す必要がある気がします。
もちろん生産性があって、消費活動を自力でできる人は別ですが、もし自分がアルツハイマーになったら?寝たきりになったら?と考えると・・・


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18:16  Posted by juzji
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【遠い約束 Long Good-bye・・・】(室積光)を読了!

僕の将来は、みんなとともだちでいること!
 
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【あらすじ】
1933年、校庭の桜の根元に埋めた「私の将来」と題した作文。親友だった五人は、50年後に開封することを約束する。しかし、その誓いは無残にも戦争によって踏みにじられる。一人生き残った林健一は「記録係」として、事実を語り継いでいく・・・

 
昔から空気の読めない子は普通にいたよなー。

でも、その子をはじいたりはしなかったよなぁ。
幼い頃から近所づきあいもしていたし、その子のこともよく知っていた仲間が諭したり、守ってもやっていた。
もちろん、その子はそれが悪いことだとわかることはなかったのだが・・・

昭和八年、尋常小学校を卒業したメンバーが先生の呼びかけで学校の桜の木の下に集まった。

「私の将来」という文集を埋めるため。
そして五十年後に掘り起こすため。

医師を目指す優秀な者もおれば、優秀だけど貧しい家の都合で予科練にいく者、家業の炭家を継ぐ者、ちょっと空気の読めない子は、みんなの友だち・・・でいたい。

もう、その子の無邪気さには泣けるね。
そうだよなぁ、友達と言えるのは当たり前のことだったりして、口に出すのははずかしかったりする。
そんなことを平気で、素直に言える子、クラスにもいたなぁ。

そして体の弱い子が言う、みんなの記録係・・・

同級生は次々と戦争にとられていく。
軍医で、パイロットで、そして一介の兵隊で。

体の弱い子は役所に勤めて赤紙を家族に渡し、死亡届をそれぞれの家族に届ける役目を負う。

残された者のせつなさがジワジワと行間を覆いつくす。

戦争によって壊される絆はもちろんだが、現代の薄い絆にも一石を投じているのではないだろうか。
仮に、今戦争になったらこんな絆が作られるだろうか?
もとい、絆の薄い時代だからこそ戦争がないのだろうか?

考えさせられた一冊!に、、、感動のポチッ悲しい
 

笑を求めていた室積さんだけど、笑うところはなかったな。
泣き本です。
 

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18:20  Posted by juzji
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【裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパーク 13】(石田衣良)を読了!

フェイクだらけの時代。真実は自分で見極めろ!?
 
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【あらすじ】
渡された白いカードでコンビニATMを操作するだけで、報酬は十万円。そんな怪しいバイトに千人単位の若者を集める目的は?池袋の仲間と、新しい命を守るため、マコトとタカシが動く・・・

 
あいかわらず、石田さんは現代のポイントをよくつかんでますねー!
しかも、偏りなく・・・
 
1.滝野川炎上ドライバー
でたらめの虐待疑惑をネットに書き込まれて炎上した宅配ドライバーのお話。
直接関与していないのに、ネット誹謗者は二言目には真実を!と叫ぶ。
他人の真実を知って、どうするのかなー?といつも疑問に思う。
正義の炎上放火魔・・・
うまい表現だなぁ。
ネットのあり方が、制約の多い中国が正しく見えてくるくらい、異常かもしれない。表現の自由がいびつだ!
 
2.上池袋ドラッグマザー
母親が悪い男とドラッグにはまった女子中学生のお話。
池袋のトラブルシュータ―、JCと短パン援交疑惑!?
ついにマコトも・・・
まぁマコトにそんなことはないわけで、でも女と男はいくつになってもわからないことだらけ。
本気になるのが怖くなる今日この頃。
 
3.東池袋スピリチュアル
根拠のない情報が溢れるオカルト・サイトのお話。
マコトの情報源であるゼロワンが、不吉なの夢を見た。
黒い小鳥が若葉をくわえて・・・
業界を調べるマコトがわかったこと、食い物にしている業者の多いこと。
まぁ、そんなもんでしょうねぇ。
人の弱みに付け込んで
 
4.裏切りのホワイトカード
ATMの不正操作による大規模詐欺のお話。
キングのタカシから連絡があった、誰にでもできる簡単な仕事に一日のギャラが10万?裏取りをして欲しいと。
どこかで聞いたような話ですが、外資系銀行のATMからの出し子。
Gボーイズ総動員でしたが、やはりタカシは賢い。
こんなリーダーだったら、ついていきたいものですが。
 
旬ネタですねぇ。
事件は知っていても、どんな仕組みでそうなり、結果はどうなったのかはよくわかりませんでしたが、きっとそんなことだったんでしょうねー。
犯罪は時代と共に大きく変わる。
ましてや規制は遅れるわけで、それ自体が犯罪といえるかどうかすらわからない現代。
でも、みんなで渡れば怖くない!という風潮はどうかと思います。
 
言ったもの勝ち、やったもの勝ち、そんな時代に喝!、、、って思いでポチッショック
 

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18:13  Posted by juzji
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【マル暴甘糟】(今野敏)を読了!

俺のこと、なめないでよね・・・
何とも気弱なマル暴刑事の活躍!?

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【あらすじ】
甘糟達夫は「俺のこと、なめないでよね」が口ぐせのマル暴刑事だ。ある夜、多嘉原連合の構成員が撲殺されたという知らせが入る。コワモテの先輩・郡原虎蔵と捜査に加わる甘糟だが、いきなり組事務所に連行されて・・・

 
最近シリアスな刑事ものは頭が疲れてあまり読まなくなってしまったのですが、この甘糟刑事、史上最弱の刑事らしいのでどんなものかと興味津々!

とにかく自分では何も決められない。
組事務所に行っても、おどおどするばかり。
しまいにはなめられて・・・

そんな甘糟刑事は、相棒である先輩の郡原刑事に脅迫まがいの命令をうけ、しぶしぶ従う日々。
ただし正論をはくばかりで、なんとも頼りないのである。

でもオレは思ったね、甘糟はしたたかだと。
常に郡原にお伺いを立て、単独行動はしない。
これは何か問題が起きたら、一人では背負わないということ。
社会で生きる上にはとても大切なことである。

そんな甘糟がいる所轄で殺人事件が起きた。
どうやらマル暴がからんでいるらしい。
警視庁捜査一課の梶刑事と組むことになったのだが、その梶と郡原はそりが合わない。
真ん中にはさまれた甘糟は・・・

頼りないけどマル暴にも愛されるキャラ。
なめられまいと葛藤するさまがとても面白い!

がんばれ甘糟!、、、応援の、ポチッグッド
 

マル暴との関係が面白いと思っていたら、甘糟刑事は「任侠シリーズ」にも出ていたんですね。
どうりで・・・
 

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19:27  Posted by juzji
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【国士】(楡周平)を読了!

日本経済を蝕むプロ経営者とフランチャイズビジネスの闇利益のためなら、加盟店も社員も使い捨て!?
 
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【あらすじ】
カレー専門店「イカリ屋」の老創業者・篠原悟は、加盟店と一致団結してチェーンを日本一に押し上げた。だが、人口減少社会を迎えた国内だけでは成長は見込めず、アメリカに打って出ることに。それを機に、篠原は自らは経営から身を引き、海外進出と、この国の将来を見据えた経営を、コンビニやハンバーガーチェーンを立て直した実績を持つプロ経営者・相葉譲に託したが・・・


上場企業は7割強が増益だったとか。
株式市場も絶好調!とか言われてますが、自分の懐は決して豊かになっているとは思えない今日この頃。
ましてや明るく開かれた未来像など見えるわけもなくショック

人生設計など、立てるだけ無駄・・・

確かに大手に入ったからといって安心できず、順調に発展していると思った矢先に足元をすくわれる。
組織に依存していると、自分以外の所で何が起きるかわからない。

では、自営業・・・

リストラされ自営業で一念発起と思い、カレーショップのフランチャイズに加入した安川。
グループチェーンのオーナー社長・篠原の温かい対応に心をうたれ日々精進、経営も順調にいっていた。

が・・・

チェーンの海外展開を見据えた戦略にオーナー社長が引退し、その後釜についたのは外資系出身のプロ経営者・相葉。
数字を重視する相葉はそれまでの経営方針を変え、様々な対策を履行するのだが、それは既存店舗に対しては厳しいもので、反発は募るばかり。

それを知った篠原は・・・

コンビニやハンバーガーチェーンを立て直した実績を持つプロ経営者・相葉、って誰のことかよくわかりませんが、二言目には株主のため!という経営理念はその通りなんでしょうが、短期的には業績が上がっても、長期的にはどうなんでしょうか。現場で働いている人のモチベーションが下がったら、それは取り返しのつかないことになる。
オーナー社長とサラリーマン社長の違い、そんなところにあるのかもしれません。
もっとも時代時代で求められるものに違いもありますが。

プラチナタウン」の活動を知った篠原は、チェーンの発展と共に日本の活性化に思いを馳せる。

そんな思いをいだく篠原がとった手は!?

読み終わってスッキリ。
国士、そんな方が国のトップにいてくれたらなぁ、とつくづく思う。
明日の光に夢見て、、、ポチッ拍手
 
 
国家百年の計、誰もそんなことを掲げる政治家はいなくなりました。
誰もが選挙のことしか頭になさそうだし、時の流れが早すぎて明日のことすら見えない日々。一瞬、一瞬の一瞬懸命?
某大陸の国家主席だけですかね、野望をあげているのは。
もちろん組織も同じようなもの。
社員に語る夢も持たず、皆が目先の数字に追われている。
この本にも書かれていますが、コンビニチェーンやファストフードチェーンとフランチャイズの実態はどうなんでしょうか。店のオーナーは夢を見れているのでしょうか。
住んでいる周りを見ると、コンビニばかり増えている気がします。
ついつい愚痴ばかり・・・


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評価:
価格: ¥ 1,728
ショップ: 楽天ブックス

18:05  Posted by juzji
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【東京カウガール】(小路幸也)を読了!

半グレと呼ばれている複数のチームが徹底的に打ちのめされていた。
そんな表に出ることのない事件が続いていた。
いったい誰が、何の目的で?

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【あらすじ】
その夜、カメラマン志望の大学生・木下英志は夜景を撮っていた。人気のない公園で鈍い音を聞きつけカメラを向けると、そこには一人の女性がいた。彼女は屈強な男たちを叩きのめすと、車椅子の老人を伴い車へと消えた…。後日、改めて画像を見た英志は気づく。―似ている。横顔が、あの子に。カメラが捉えた不可解な事件に隠された哀しい過去とは?・・・
 
その現場をたまたま目撃したカメラマン志望の大学生・木下英志は、夢中でシャッターを切っていた。
その中に見知った一人の女性がいた。
彼女に近づいて真相を探ろうとする英志。
ただそれは興味だけではなく、彼の恋心。

はたして事件の真相をつきとめられるのか?
そして恋の行方は?

ゲイの叔父とその仲間。
元傭兵。
引退した警察官。

そんな中、恋心を抱いている女性「奈子」のおじいさんから頼まれごとをする。
奈子の抱えているもんが重いものなら、一緒に持ったりとれるものなら取り除いてほしい。そして奈子を幸せにして欲しい・・・

キャラの濃いメンバーが次々と現れて、真相に迫りながらも恋の手助け!
二兎を追い求めないと、幸せはつかめない!

さてさて、英志とその仲間がとった手は!?

皆の思いが一つになって!、、、ポチッ拍手
 

小路さんはいいねぇ!
いつもハッピーになれる楽しい


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評価:
小路 幸也
PHP研究所
¥ 1,728
(2017-06-09)

18:37  Posted by juzji
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【アノニム】(原田マハ)を読了!

一枚の絵が世界を変える!?

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【あらすじ】
ジャクソン・ポロック幻の傑作「ナンバー・ゼロ」のオークション開催が迫る香港。建築家である真矢美里は七人の仲間とともにオークション会場へ潜入していた。一方、アーティストを夢見る高校生・張英才に“アノニム”と名乗る謎の窃盗団からメッセージが届く。「本物のポロック、見てみたくないか?」という言葉に誘われ、英才はある取引に応じるが・・・
 
アノニム -anonym-
匿名、または匿名の著作物。

盗難や闇取引のあった美術品を元の持ち主に取り戻す「アノニム」と名乗る窃盗団が現れる。

そのアノニムが次の標的に選んだのは、ゼウスと呼ばれる闇市場のドン。
ジャクソン・ボロックの「ナンバー・ゼロ」を贋作にすり替えて痛手を与えること!

アノニムのリーダーと7人の戦士が集まった。
彼らはそれぞれ得意とすることを結集させて、ゼウスを陥れようと・・・

うーん、なんだろう、ちょっとキレがなかったですかねぇ。
それぞれのキャラクターは面白かったけど、ストーリーが切れ切れのような気がした。
でも、さすが原田マハさん、スピーチの場面はやっぱりうまいなー楽しい

スッキリ!な、、、ポチッ拍手
 

無口なハードボイルド(仮)のオレにも、あんなうまいスピーチができたら、もっと違う人生があったのかもしれないひやひや
 

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評価:
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18:40  Posted by juzji
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【記念試合】(室積光)を読了!

人生とは限られた時間の名称・・・
 
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【あらすじ】
旧制七高造士館(現・鹿児島大学)野球部の創部百年を記念して、宿敵五高(現・熊本大学)との対抗試合の開催が決定。太平洋戦争前夜、七高のエースだった上田勝弥は、記念試合開催に向けての取材で当時の記憶を語りはじめる。旧制高校から帝大に進んだかつてのエリートたちは、私欲に走る小賢しい秀才を軽蔑し、国家や社会のためにひたむきに生きることを目指した。太平洋戦争の終盤、学徒出陣で徴用された多くの学生が戦死し、生き残った者たちはその遺志を継いで、国を再興に力を尽くした。英霊たちに見守られながら、今、七高と五高の記念試合が幕を開ける・・・



最近はまっている室積光さんの2007年の本。
もちろん大笑いしながら、さらっと読み流せると思ったのだが、、、泣けた。
 
太平洋戦争に従軍した祖父の青春時代。
その話を聞く、同年代になった孫の思い。
 
今昔の両者の思いが交差し、とても感動した。
 
便利は時間の使い方を軽薄にする。
不便さは時間を濃密にする。
 
同じ時間であっても、今やその距離が違う。
普通列車が特急なり、そして新幹線に変わって、飛行機へと。
人生の覚悟が必要だった集団就職の時代から、ちょっと実家に帰ってくるねー!という軽い感覚。
確かに便利になったものだ。
もちろんその便利さが経済の発展にもつながっていくわけだが、何か失ったものも大きい気がする。
そんな時間差を祖父の学生時代と孫の「今」を重ねて、大事なものは何か?を問う。
 
人生とは限られた時間の名称・・・
 
と、懐かしい思いも含んで読ませていただいた。
 
感動の一冊!に、、、ポチッ拍手
 
 
百田尚樹さんの「永遠の0」に繋がるものでもあるが、そこまで重さを感じないのが室積さんのいいところかなぁ。
ただ、今も昔もその「時間」をうまく使っている人がいるわけで、人生振り返ってみれば「昔は~」と懐かしむのはどの時代も一緒だと思う。
限られた人生、どれだけ物語を紡いでいけるのかが人生を豊かにできることではないだろうか。
オレの場合、物語は軽すぎるがたらーっ


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18:09  Posted by juzji
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【宿命と真実の炎】(貫井徳郎)を読了!

それは警察への復讐なのか、警察官としての正義は・・・
 
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【あらすじ】
幼い日に、警察沙汰で離れ離れになった誠也とレイ。大人になって再会したふたりは、警察への復讐を誓い、その計画を着実に遂行する。一方、事故か他殺か判然としない警察官の連続死に、捜査本部は緊迫する。事件を追う所轄刑事の高城理那は、かつて“名探偵”と呼ばれた西條の存在を気にしていた。スキャンダルで警察を去り、人生が暗転した男。彼だったらどう推理するのか・・・

交通課勤務の三人が同時期に亡くなった。
一人は事故で処理され、一人は刺殺、もう一人は自殺。

一つ一つには何の繋がりもないように思えるが、それに疑問を持った所轄の女性刑事が後を追う。
そして彼女が助けを求めたのが、不祥事で警察を追われたあの元捜査一課のエース、西條・・・

一度は住む場所もなく荒んだ生活をしていた西條も、警備員の職にありつき落ち着き始めた時に、西條の兄が現れる。

西條って、いいところのお坊ちゃまだったんですね、ちょっと驚き。

まぁそんなことはさておき・・・

警官殺人事件である。

殺された三人に共通することとは?
動機はつきとめた!かに思えた。
ただ、「人」が特定できずに日々が過ぎる。

そんな暗中模索の中、西條が提示したこととは・・・

警察の都合によるちょっと切なさがあった中で、自己欲が前面にでてくる最後はよめませんでした。

してやられた感がたっぷりな、、、ポチッショック

新たな自分の道を見つける西條。
自分にしかできないこと・・・
次のシリーズが楽しみです!
 

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18:06  Posted by juzji
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