【達人山を下る】(室積光)を読了!

久々に孫娘に会えることを楽しみにしていた、岡山のおじいちゃん。
その孫娘が予定の日に来なかった。
東京の息子に連絡をいれてみた「誰かに脅されておるのか?」

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【あらすじ】
誘拐された孫娘・安奈を救うため、八十歳の山本俊之は岡山の賢人岳を下り、四十二年ぶりに東京へやってきた。犯人はあるカルト教団だという。戦国時代から伝わる昇月流柔術の唯一の継承者である俊之は、安奈の妹で引きこもりの寛奈とともに動き出すが、渋谷の不良にヤクザ、与党幹事長が立ちはだかる。達人が教える「世の中で一番強い枝」とは・・・


カルト教団に戦いを挑む、おじいちゃん。

ただ、おじいちゃんは只者ではなかった!?

先に「ツボ押しの達人」を読んでいましたから、おじいちゃんの必殺技は理解していたつもりですが、スッキリ!

常に沈着冷静。
正義を知る達人。
戦争を体験している、元検事。

そんなおじいちゃんが、孫娘が拉致されている敵地・神の真理教団に乗り込む。

いやぁ、そこからの強さは半端ない。
ただしアクション的に強いのではない、相手を論破してすれ違いざまツボを押すだけ。

必殺技は「失禁のツボ突き」びっくり

とても面白いのだが、映画にはならないだろうなぁ。
だってアクションがほとんどないし、ツボを押す一瞬だけの動作。
絵にならないひやひや

そんな達人にあこがれもする。
「ツボ押しの達人」に出てくる有名人も、この本ではまだまだ大人になる一歩手前。

とにかく気分はスッキリな一冊!に、、、高笑いの、ポチッイヒヒ
 

室積光さんの本をもっと掘り下げて読んでみようと思う!!


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評価:
室積 光
中央公論新社
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(2010-05)

18:14  Posted by juzji
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【水壁 アテルイを継ぐ男】(高橋克彦)を読了!

東北人の荒ぶる魂、ここにあり。

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【あらすじ】
中央政権の容赦ない仕打ち。窮する民を見かねて、東北の英雄・アテルイの血をひく若者が決起する。朝廷を相手に熱き闘いを繰り広げる蝦夷たちを描く歴史長編・・・

 
高橋克彦さん、久しぶりだなぁと思ったら7年ぶりの本格歴史長編。

アテルイ」以降、東北は中央政権の枠の中に組み込まれていた。
それはそれで、それぞれの生活を成していたわけだが・・・

富士山の大噴火、全国規模の大干ばつ、そして東北の大地震など天変地異の混沌とした時代。
東北の民は朝廷からの援助もなく、出羽と陸奥の俘囚たちの心は揺れていた!

そんな時代で、蝦夷の支援をしていた物部の「知」と、アテルイの血を継ぐ天日子(そらひこ)が立ち上がった。

ただしそれはアテルイの時とは違い、静かに計画されていた。
目指すは完全勝利ではなく、あくまで和議!

その戦いに引き入れたのが朝廷から不遇にあっていた紀一族・・・

蝦夷も賢くなりました。
世間の流れを知ったうえで、勝ちとは何か?を理解した人々。
国と戦うのではなく、自分たちの立ち位置をしっかりと朝廷に見せつける。
すばらしい戦術です。

そんな蝦夷の戦い!

人は時代で変わるのではない。
自分が時代を変えるのだ。
そして変えるためには自分もまたどんどん変わらなくてはならない。

なんか救われた気分。

思いは、叫べ!さがべー!!!、、、と、ポチッパンチ
 

そして彼らは津軽・十三湊に新天地を求める。
きっと彼らの先には、北方謙三の「楊令伝」から「岳飛伝​」につながっていくんだろうなぁたらーっ

 

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評価:
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18:03  Posted by juzji
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【パーマネント神喜劇】(万城目学)を読了!

ポッコリお腹の中年男。彼、これでも神様なんですびっくり
 
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【あらすじ】
「今からあんたの願いをひとつだけ叶えてあげる」。デートの途中、突然時が止まった。動かない街に現れたのは、「神」と名乗るアヤしげな男たち。肩を叩かれ戻った世界は、あれ、何かが違う・・・
 
神頼みなんて、今まで何回、何十回、何百回お願いしたことやら。
それが即効で目に見えるほど叶うこともなく、はや人生も・・・
 
でもまぁ、神頼みなんてそんなもんだよなぁ。
だって神様なんて見えるはずもないし、それなりにお忙しいだろうし。
 
そんな神が身近にいたら?
何やら神の世界も掟が大変らしく、勝手気ままにできないとのこと。
中々にユニークです。
 
そんな軽い読み物として楽しませていただいたら、ちょっとウルッポロリ
 
万城目さんらしいといえば、らしいのですが、楽しませていただきました。
 
オレにも神が降りてほしい!、、、祈願の、ポチッ拍手
 
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評価:
万城目 学
新潮社
¥ 1,404
(2017-06-22)

18:05  Posted by juzji
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【キトラ・ボックス】(池澤夏樹)を読了!

1300年の時空を超える考古学ミステリ!?

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【あらすじ】
奈良天川村‐トルファン‐瀬戸内海大三島。それぞれの土地で見つかった禽獣葡萄鏡が同じ鋳型で造られたと推理した藤波三次郎は、国立民俗学博物館研究員の可敦に協力を求める。新疆ウイグル自治区から赴任した彼女は、天川村の神社の銅剣に象嵌された北斗が、キトラ古墳天文図と同じであると見抜いた。なぜウイグルと西日本に同じ鏡があるのか。剣はキトラ古墳からなんらかの形で持ち出されたものなのか。謎を追って、大三島の大山祇神社を訪れた二人は、何者かの襲撃を受ける。窮地を救った三次郎だったが、可敦は警察に電話をしないでくれと懇願する。悪漢は、新疆ウイグル自治区分離独立運動に関わる兄を巡り、北京が送り込んだ刺客ではないか。三次郎は昔の恋人である美汐を通じ、元公安警部補・行田に協力を求め、可敦に遺跡発掘現場へ身を隠すよう提案するが・・・

ロマンです。

キトラ古墳を介して、日本とウイグルが繋がっている!?
どこまで本当なのかはわかりませんが、ロマンです。

途中ミステリーを挟みながら、結果、楽しく読ませていただきました。

でも、中国の研究者・可敦には途中で違和感あり。
中国国内の独立運動も一つのテーマであるのだろうが、ちょっと強引すぎる気がしました。

ロマンそのものには何の問題もありませんけど。

1300年前、本当に何があったんでしょうねぇ?、、、妄想の、ポチッふぅ〜ん
 
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評価:
池澤 夏樹
KADOKAWA
¥ 1,836
(2017-03-25)

19:06  Posted by juzji
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【ツボ押しの達人】(室積光)を読了!

コリほぐし度、NO.1!?

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【あらすじ】
放談社週刊ミライ編集部の望来は、かつて指一本で勇名を馳せた達人を取材しに山に入る。人の尊厳を一瞬で奪う筆舌に尽くしがたい凄技を操る達人から、望来は技の手ほどきを受けることに。そこへ編集長刺傷の報が。ヤクザの逆恨みか、それとも・・・

 
笑い泣きさせてくれる室積光さんの新作書下ろし!

ツボ押しの達人・山本俊之、97歳。
この方、普段は岡山県の山の中で隠遁生活をしているらしいのだが、とにかく強い!
そしてその弟子もまた各界の著名人が多く、そして強い!

そんな達人のもとに取材として乗り込んだ放談社週刊ミライ編集部の望来。
実は別の取材で身の危険を感じ、取材先を変更されたのだ。
その望来が達人のもとで手ほどきを受けると・・・

負け知らずの達人の言葉に重みがあります。

世の中で一番強い技は敵の友だちになることだ。
誰かのために身を捨てる気概・・・

今時分、ちょっと言いすぎるきらいもあるが、97歳ともなれば納得である。
この世の中に少しだけ戒め!

いやぁ、楽しい1冊でした!、、、納得の、ポチッ拍手
 

達人のこれまでの武勇伝をあらためて読み直してみたいと思います。
 

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18:30  Posted by juzji
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【ぷろぼの】(楡周平)を読了!

何のために働くのか?
自分は社会の役に立っているのか?

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【あらすじ】
業界大手のパシフィック電器は、人事部労務担当部長の江間を中心に大規模なリストラを進めていた。実務を担う大岡の担当リストラは難航し、ある悲劇が起きる。大岡は心身ともに疲弊しきって、三国が代表を務めるNPOで「プロボノ」として社会貢献活動をすることに救いを求める。大岡がパシフィック電器の首切りの内情を打ち明けたところ、義憤にかられた三国は、リストラ首謀者である江間を「嵌める」べく立ち上がった・・・​

 
「ぷろぼの」って何のことかとWikipediaを見てみたら・・・
プロボノ(Pro bono)は、各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を 活かして社会貢献するボランティア活動全般。

なんだそうです。
社会に出て38年、一般的には定年と言われるまでにもう少し。
何のために働くか?なんて、あまり考えませんでした。
社会に出ることに夢を感じ、人と接することが楽しみで、何度か転職した後に徹夜も苦にならない仕事を見つけ、家族のために?なんてことを言ったら怒られて、結局は自分が動けば世の中は動く!
というのにも、少し疲れてきた今日この頃。

リストラの題材は、リストラを支援する会社もリストラする位にちょっと古い気もしますが、なるほどリストラを食い物にする輩もいるんですね。

そんな輩に鉄槌!?

必殺仕事人みたいに、すっきり、ニヤッとできます。

ぷろぼの万歳!、、、の、ポチッ拍手
 

でも・・・

一拍おくと、なんとなくわだかまりが残る。
物事を嵌めよう、作ろうと思ったら、いくらでも世論を動かせるってことは、政
治にもつながるわけで、どうなんでしょうねぇ。
そうならないように、リーダーはしっかりと道筋をつけてほしいものですが。
 

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評価:
楡 周平
文藝春秋
¥ 1,728
(2017-05-18)

18:10  Posted by juzji
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【リーチ先生】(原田マハ)を読了!

今の時代、リーチといえばリーチマイケル?
ただ明治42年にさかのぼれば・・・

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【あらすじ】
西洋と東洋の芸術を融合し、新しい陶芸の世界を切り拓いたイギリス人陶芸家バーナード・リーチ。日本を愛し日本に愛されたその半生を二代にわたり弟子となった名も無き父子の視点から描く・・・


また美術系かー!

と、多少がっかり感はあります。

原田マハさんは「まぐだら屋のマリア」や「旅屋おかえり」で好きになり、「本日は、お日柄もよく」は何十冊も周りにプレゼントした一押しだった作家さん。
ただ最近は美術系が多く、あまり手に取ることはありませんでした。

でも久々に読み始めると、読みやすさもあってぐいぐい引っ張られていく。
何しろ登場人物がそれぞれ有名な方ばかり。
そんなイギリス人陶芸家、バーナード・リーチに興味を持っていろいろ探ってみれば、すごい方だったんですね。

リーチ氏が初めて日本を訪れ、お世話係兼弟子になったのが沖亀乃介。
その亀乃介の目を通して、明治時代に起った白樺派や民藝運動のことを盛り込みながら話は進む。

それが時を経て昭和二十九年、リーチは再び日本を訪ねる。
その時に出会ったのが亀乃介の息子、高市。
陶工見習いであった高市はリーチから若き頃の父の話を聞き、父の道を進みそして陶芸家になっていく。

ちょっと物語を繋いでいる感はありますが、美術史を触る程度にはちょうどよいのではないでしょうか。

ドラマ化してほしいかな!、、、と、ポチッイヒヒ
 
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18:16  Posted by juzji
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【後悔と真実の色】(貫井徳郎)を読了!

結果論からすれば・・・
警視庁捜査一課のエース、西條を陥れる伏線がいっぱいありましたねぇ。

えっ、まさかあいつが?

そんな結果、それは西條とって極めて悲しい結果なのだけれど、西條の優秀さがさらに認められた瞬間でもある・・・

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【あらすじ】
あの強固な呪縛から、いつか解き放たれたかった。若い女性を襲い、死体から人指し指を切り取る連続殺人魔「指蒐集家」が社会を震撼させている。警察は、ネットでの殺人予告、殺害の実況中継など犯人の不気味なパフォーマンスに翻弄され、足がかりさえ見えない。その状況下、捜査一課のエース、西條輝司はある出来事を機に窮地に立たされていた―。これは罠なのか?被害者たちにつながりはあるのか?犯人の狙いは何か?・・・​

 
インターネット時代、犯罪はどんどん複雑化、残酷化されているような気がする。
殺人事件のほとんどは怨恨だとは思うが、何の関わりもない人が事件にあって命を落とすこともある。
そこには殺人願望があったり、他人に注目されるという歪んだ、場合によっては自己満足的な要素も含まれる。

そんな犯人に的にされた西條は・・・

もちろん、あれ?という場面もありました。
犯行予告を公表する前に犯人をあおって場所を絞るとか、なぜ西條の写真が綿引に渡ったのかとか、素朴な疑問もありました。

でもまさか、あいつびっくり

いかんともしがたい寂しさに、、、ポチッショック
 

警視庁を辞め、離婚はもちろんのこと恋人を亡くした西條の今後が気になる。


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18:05  Posted by juzji
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【罪の声】(塩田武士)を読了!

グリコ・森永事件をフィクションで推理する!?

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【あらすじ】
京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった・・・

 
キツネ目の男。

確かに記憶はありますが、グリコ・森永事件は遠い昔。
いっぱい足跡は残っていたのに、結局犯人は見つからず。
いったい何の目的で、誰が事件を引き起こしたのか、その犯人そして家族はどうしているのか?

父の遺品からカセットテープが見つかった。
それを再生してみると、幼い自分の声が残されていた。
そしてその声は一連の事件の恐喝に使われていたもの!?

そこから事件の真相を知ろうと細い糸をたぐっていく。
はたして父は事件に関わっていたのか。
もし関わっていたとしたら、残された家族はどう対処したらいいのか。

細い糸から叔父の繋がりが見えてくる・・・

臨場感があります。
鬼気迫るものがあります。
そして壊れてしまった一家族の慟哭が聞こえてきます。

切なさの中に愛も感じられる一冊。
でも真実やいかに?、、、興味の、ポチッショック
 

テープに隠された真実とは?


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評価:
塩田 武士
講談社
¥ 1,782
(2016-08-03)

18:05  Posted by juzji
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【ラブ・ミー・テンダー 東京バンドワゴン】(小路幸也)を読了!

いつものサチさんの前口上がないと思ったら、まだ生前のお話だったんですねぇ。
我南人と亡き妻・秋実との出会い・・・
 
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【あらすじ】
東京バンドワゴン第12弾!
70年代の東京を舞台に我南人(がなと)と亡き妻・秋実の知られざる出会いが明らかに・・・
 
見慣れない方々の朝の食卓を囲む姿が新鮮ですねぇ。
騒々しさは今も昔も変わっていませんけど。

それにしても衝撃的な出会いでした。
強面の方々に追いかけられている秋実さん、いや当時は高校生でしたから秋実ちゃんでしょうか。
そこに通りかかった我南人を含むロックバンドのLOVE TIMERの面々。
ケガをしていた秋実ちゃんを実家の古本屋「東京バンドワゴン」に連れて行って・・・

秋実ちゃんの生い立ち。
LOVE TIMERの成り立ち。
我南人と秋実ちゃんの共通の「友」。

まぁ偶然過ぎますが!と、本にも書いていますが、まるで神様が仕組んだ必然!?

勘一さんとサチさんの出会いもそうですけど、堀田家はかなり騒々しい出会いなんですねぇ。

さてさて、秋実ちゃんのことである。
なぜチンピラに追いかけられていたのか?
そこには友人思いで、責任感の強い秋実ちゃんがいるわけで、それが芸能界にも絡んでいるわけで、当然我南人が一肌脱ぐわけで・・・

やっぱりLOVEだねぇ!って八方丸く収まって、、、ポチッ拍手


秋実さんにはまた出てきて欲しいものです。

 

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18:10  Posted by juzji
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