<< 【高野川の桜】 : 【京都旅日記】 往 >>

【ラットマン】 道尾秀介 著

何か、思い違いをしていたんじゃないのかい? 

道尾秀介さん、お初の方である…


姫川はアマチュアバンドのギタリストだ。高校時代に同級生3人とともに結成、デビューを目指すでもなく、解散するでもなく、細々と続けて14年になり、メンバーのほとんどは30歳を超え、姫川の恋人・ひかりが叩いていたドラムだけが、彼女の妹・桂に交代した。そこには僅かな軋みが存在していた。姫川は父と姉を幼い頃に亡くしており、二人が亡くなったときの奇妙な経緯は、心に暗い影を落としていた。ある冬の日曜日、練習中にスタジオで起こった事件が、姫川の過去の記憶を呼び覚ます。――事件が解決したとき、彼らの前にはどんな風景が待っているのか。

そそられます。
最初の50節、、、一体本文ではなにが起きているのか!?

23年前におきた姉の事故、各々の心情を話す間もなく、父はその後病気でなくなり、母は姫川と言葉を交わすこともなくなった。そして、再び姫川を襲った恋人・ひかりの事件。姫川はそこでもまた心情を話すことをやめてしまった。

最初は何を訴えようとしているのか、まったく不明だった。
姫川の疑惑にひきづられるだけで…
それが読み進めるにつれ、輪郭がはっきりしてくるとともに、嫌悪感だけがつのっていく。
そこからの展開がものすごく早い。そして、結末は…びっくり

「疑心暗鬼」は不幸を招く、ってことです、、、な、ポチッ 困惑



JUGEMテーマ:読書
15:00  Posted by juzji
読書 : comments(4) : trackbacks(12) : 

COMMENTS

posted by 豆子  at 2008/05/11 9:29 AM
毎度 旦那さまヽ(゚∀゚)ノ!
プロローグや、章ごとにはさむSoundownerの歌詞が巧いですなぁ。
それより『新世界より(上・下)』が読みたいです。
弘前に私も帰りたかったです。(GWは風邪ひいてました)
カルピス学園のCM 5回くらい見ちゃいました。
話題の玉手箱や〜♪でお馴染みのじゅずじの旦那ブログ
いつも楽しませていただいとります(*´∀`*)ポ   ポチ!
posted by じゅずじ  at 2008/05/11 12:51 PM
■豆子さん
いつもありがとうです (^0^)/
「新世界より」、面白かったですよぉ!
弘前も楽しかった。

って、返信コメントになってませんなぁ(笑
posted by じゃじゃまま  at 2008/05/31 5:15 PM
疑心暗鬼は不幸を招く・・・その言葉、重いですね〜。
でも人間思い込んでしまうと、抜け出せないものですよね。(汗)
疑う心って、醜くて辛いものですよね。(なんか私、暗いですね)(爆)
posted by じゅずじ  at 2008/05/31 9:23 PM
■じゃじゃままさん
そうそう、思い込んじゃうと抜け出せない。
直接、聞けばすむことなんだけど、どんどん妄想だけふくらんで (^^ゞ
>疑う心って、醜くて辛い…
それ、わかるなぁ、、、オレも暗い(笑
 
 
 


 

TRACKBACK

「本のことども」by聖月  at 2008/04/09 4:08 PM
△「ラットマン」 道尾秀介 光文社 1680円 2008/1
 最初、図書館の棚で見かけた本書『ラットマン』なのだが、巷で評判のよかった『シャドウ』がイマイチだった評者なので、借りるのを見送った経緯にある。その後、新聞書評を読む機会があったのだが、そこで“今年のランキングに触れるのは尚早の気もするが、上位に入り
今夜も読書を  at 2008/04/09 9:04 PM
ラットマン (道尾秀介)
(本の内容) 姫川はアマチュアバンドのギタリストだ。 高校時代に同級生3人とともに結成、デビューを目指すでもなく、 解散するでもなく、細々と続けて14年になり、メンバーのほとんどは 30歳を超え、姫川の恋人・ひかりが叩いていたドラムだけが、 彼女の妹
ナナメモ  at 2008/04/09 9:20 PM
「ラットマン」道尾秀介
ラットマン 道尾 秀介 JUGEMテーマ:読書 姫川は30歳。アマチュアバンドでギターを担当している。幼いころに姉と父を奇妙な状況の中で亡くし、それ以降母とも疎遠になっている。高校時代に同級生と始めたバンドは結成14年目。バンドのメンバーはベースの谷尾
しんちゃんの買い物帳  at 2008/04/09 11:14 PM
「ラットマン」道尾秀介
ラットマン(2008/01/22)道尾 秀介商品詳細を見る 主人公の姫川亮は三十歳で、アマチュアロックバンドのギタリスト。幼いころに姉と父を、奇妙な...
粋な提案  at 2008/04/10 9:09 AM
ラットマン 道尾秀介
装幀は板野公一。装画は牧野千穂。初出『ジャーロ』。ラットマンとは並び方でネズミにも人間にも見える絵のこと。 主人公の姫川亮は30歳...
こんな夜だから書庫に行こう  at 2008/04/10 1:28 PM
道尾秀介『ラットマン』
 コピーバンドでギターを担当している姫川。高校のときから同じメンバーで活動してきたが、2年前にドラムのひかりが妹の桂に交代した。それ以来、恋人でもあるひかりとの関係はギクシャクしている。いつも使っていたスタジオのが閉鎖が決まり、ぞこでの最後の練習中、
まったり読書日記  at 2008/04/11 9:52 PM
ラットマン 〔道尾 秀介〕
ラットマン道尾 秀介 光文社 2008-01-22売り上げランキング : 1004おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools ≪内容≫ 注目を集めてきた新鋭が、ついに到達した最高傑作。 焦燥。倦怠。狂おしい嫉妬。猜疑。謎に包まれた死。 ようこそ。ここが、青春の終わりだ
<花>の本と映画の感想  at 2008/05/25 4:39 PM
本「ラットマン」
ラットマン 道尾秀介 光文社 2008年1月 高校時代より14年、姫川亮、竹内耕太、谷尾瑛士の3人に小野ひかりが加わり、エアロスミスのコピーバンド「Sundowner(サウダナー)を編成し、野際の経営するストライト・ガイで演奏活動を続けていた。2年前、
じゃじゃままブックレビュー  at 2008/05/31 5:00 PM
ラットマン 道尾秀介著。
≪★★★≫ ミスター伏線なので、裏を考えながら読んでたんだけど、だんだんそんなこと考えるのも面倒になったのでそのまま読んだ。 確かに、人間ってそう思い込んで物事を見ると、そうとしか思えないもんだよね。 それがテーマっすね、今回。 たくさんの思い込みがあっ
Bookworm  at 2008/07/20 2:23 PM
ラットマン(道尾秀介)
あるべき方向へ淡々と進む物語という印象で読んでいたら、最後にくるりと見事にひっくり返され、なぬーっ!?と驚かされました。著者のワナにまんまとひっかかってしまった;;;うぐぐぐぐっと悔しい気持ちと、ワクワクさせられた嬉しい気持ちが半々。楽しませてもらいま
-  at 2008/08/20 8:31 PM
-
管理者の承認待ちトラックバックです。
読書三昧  at 2008/10/14 1:01 PM
ラットマン
ラットマン 道尾 秀介 心理学の用語「ラットマン」を標題にした本作は、どんな感じのものなんだろうと少し興味を持っていた。 人間が何かを認識するときに、その前後の情報が大きく影響するということ。 途中までは、この標題と書かれている内容との関係がつか
TB URL :: http://juzji.jugem.jp/trackback/1358