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【民王】 池井戸潤 著

日本国、最大の危機

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【あらすじ】
ある日突然、首相・武藤泰山と、武藤の大学生のドラ息子・翔の中身が入れ替わってしまう。原因もわからないまま、やむなく泰山の変わり身となって国会に出ることになった翔。遊んでばかりの日常を送ってきた翔には、国会でおこなわれる討論や質疑応答など、到底理解できない。幼稚な発言を繰り返す上、首相だというのに文書に書かれた漢字すら読めず誤読を繰り返すという状況に・・・

入れ替わりモノ?

と言えば、「パパとムスメの7日間」(五十嵐 貴久著)が思い出されますが、今回の入れ替わりは日本の国政を左右する一大事。
なんと、首相の脳波が電波ジャックされたのだ

おもしろかったですねぇ

政治家になった時の初心を忘れかけている首相の武藤泰山と、遊びほうけている大学生の息子・翔が入れ替わった。

予算委員会に出席する「翔」、就活の面接に臨む「泰山」、そして日本をコントロールしようと暗躍するA国につながる事件の黒幕・・・

はたしてニッポンはどうなる?

今のゴタゴタした日本の政治を見直すには、ちょっと軽い本だけど筋論としてはとてもわかりやすく、納得できるものだった。

首相・翔は言う、
だいたいお前ら、なんのために国会議員やってんだよ。そんなくだらねえ質問をするためか。いいか、民意はな、バナナのことなんかどうでもいいんだよ。そんなことより、もっと国を良くしてくれ、景気をなんとかしてくれって、そう思ってるはずだ。それなのになんだ。くだらねぇマスコミに便乗し、投手までのこのこ出てきてバナナだなんだと時間のムダ遣いだ。それで恥ずかしくないのか!

ごもっともなご意見です。
なお、「バナナ」が何かとは、本文をご覧ください

そして首相・泰山は言う、
民政党の総裁である前に、私は日本の首相です。己の利益の前に、国民の利益を論ずるべきだと考えます

そうだ、そうだぁ、、、の、ポチッ


まぁ、国会議員のみなさんもよくわかっていることだとは思いますけど・・・



JUGEMテーマ:読書

12:04  Posted by juzji
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COMMENTS

posted by あらいぶ  at 2010/09/08 11:22 PM
>まぁ、国会議員のみなさんもよくわかっていることだとは思いますけど・・・
いや、選挙の時だけね。(笑)

国民の代理だということを忘れてるよね。
だから代議士っていうのに・・・。
posted by じゅずじ  at 2010/09/09 3:07 PM
■あらいぶさん
>だから代議士…
ほぉ、それをすっかりわすれていた一般有権者!(笑
posted by じゃじゃまま  at 2010/09/28 12:09 PM
息子の代わりの面接会場で、泰山がやってくれちゃってるのが、気分爽快でした。
軽い小説でしたけど、ベースはさすが池井戸さん、真面目なんですよね。
立ち上がった泰山、がんばれよ〜〜〜!ってラストでしたね。
posted by じゅずじ  at 2010/09/28 7:29 PM
■じゃじゃままさん
痛快でしたねぇ!
今の政治かも「シュクシュク」ばっかり言わないで、もっとストレートにものごとを判断して欲しいものです(^^ゞ
 
 
 


 

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じゅうのblog  at 2017/11/16 9:19 PM
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「池井戸潤」の政治をテーマにしたエンターテイメント作品『民王(たみおう)』を読みました。 [民王] 『銀行総務特命』、『架空通貨』、『アキラとあきら』、『仇敵』、『オレたちバブル入行組』、『鉄の骨』に続き「池井戸潤」作品です。 -----story-------------
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