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【砂の王国】(荻原浩)を読了!

会社を辞め、転職に失敗し・・・
極貧の中で考えた社会への復讐とは?

  まずは来訪記念にどうかひとつ!  人気blogランキング


【あらすじ】
全財産は、三円。転落はほんの少しのきっかけで起きた。大手証券会社勤務からホームレスになり、寒さと飢えと人々の侮蔑の目の中で閃く―「宗教を興す」。
作りだされた虚像の上に、見る間に膨れ上がってゆく「大地の会」。会員たちの熱狂は創設者の思惑をも越え、やがて手に負えないものになった。人の心を惹きつけ、操り、そして―壮大な賭けが迎える慟哭の結末・・・

三円からの逆襲、それは・・・

  宗教。

仲村を教祖にしたて、龍斎を師範とし、山崎は事務局長。
シナリオを山崎が考え、教義を龍斎が書き、仲村が演じる。

人をだますこと、そこには緻密な計算が必要なのだが、、、

計算通りに会員が増え、資金も潤沢に回り始めたとき、歯車が狂い始めた。
人間のエゴや嫉妬、本来持っている人間の根本が表に出始めるとそれは歯止めが利かなくなった。
そして、自分がコントロールしていたはずのものが、勝手に動き出すようになってしまった。

  制御不能。



面白い一冊でした。
宗教と言う胡散臭さもうまく書かれていて、それにはまりこむ人間の心理描写が荻原さん特有の柔らかさがでてました。

恵まれた人生なんてどこにもない。
すべてを満たした仁源は誰もいない。
誰かと比べ続けるかぎり、何かを欲しがり続けるかぎり、人は恵まれず、満たされない。
私が何か得したとしたら、人とは悟れないものだと、悟ったことぐらいだ。

救いを商売にしてしまった私に、救いを求める場所はもうない。

いったい、山崎になにがあったのか、、、の、ポチッ


「大地の会」、オレもはいってみたいかも



JUGEMテーマ:読書

21:47  Posted by juzji
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COMMENTS

 
 
 


 

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  at 2011/02/11 3:47 AM
砂の王国(上)
砂の王国(上)/荻原 浩 ¥1,785 Amazon.co.jp 内容 俺はまだ自分の運というやつに貸しがある。 さぁ、勝負だ。 全財産は、3円。転落はほんの少しのきっかけで起きた
Bookworm  at 2011/02/11 12:45 PM
砂の王国(上・下)(荻原浩)
そこそこの分厚さの上下巻だったけど、ほぼ一気読み。面白かった〜!
  at 2011/02/11 10:11 PM
本「砂の王国」
砂の王国 荻原 浩 講談社 2010年11月 砂の王国(上)/荻原 浩 ¥1,785 Amazon.co.jp 砂の王国(下)/荻原 浩 ¥1,785 Amazon.co.jp
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