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【死刑長寿】(野坂昭如)を読了!

国民を甘やかしたのは・・・

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【あらすじ】
明治十六年生れの死刑確定囚がいた。とんでもない長寿日本一に大騒ぎの表題作。六十五歳に達した日本男児には全て勃起能力テストを受けさせるET法が制定されて・・・

政治家は票をとるために、甘い提言をする。
それが立法化されると、国民が権利を主張する。
その権利はすべて借金として国民の負担としてかえってくる。

人口は減っているのに、政治家の数は減らない。
「民意」を吸い上げられないのだそうだ。
昔から、一人ひとりの意見を聞いているわけでもないだろうし、今ならインターネットという手段もあるのに、、、である。

  働かざるもの食うべからず・・・

小さい頃はそうやって教えられてきた。

  そして、そう教えてきた老人達は、今・・・

老後を豊かに暮らせることを求めている。
そして何より、長生きである。
無駄飯を食う老人を長生きさせるために医療がある。
寿命を永らえる医療はやめてしまったらどうだろうか。
予防医学なんていう考えをやめてしまったらどうだろうか。
「個」の責任をもっと明確にし、飲む、打つ、買うという欲の本音を表に出して短命化させるのが、これからの国家のありようかもしれない。

そんなことを堂々と書いた「エレクションテスト」。
皮肉たっぷりで、激辛のスパイスがきいている。

国家戦略としての「姥捨て山」が本当に必要になる時代が来るのかもしれない。

そんなことが本当におこりそうな気配に、、、狂気の、ポチッ


元気に、そして生産能力のある老人になりたいものである。



JUGEMテーマ:読書

07:18  Posted by juzji
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