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【県庁おもてなし課】(有川浩)を読了!

地域活性化にかける若手職員の奮闘と恋の行方は

  まずは来訪記念にどうかひとつ!  人気blogランキング

【あらすじ】
地方には、光がある―物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩む―いったい何がダメなんだ!?掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった・・・

まず驚いたのは、高知県がこの企画をゆるしたことであると思う。
ある意味、自虐的なのか?

−彼らは実に、悲しいほどに、どこまでも「公務員」であった。

担当者の掛水、しいては県に対するダメ出しのオンパレード、ツッコミどころ満載!
公務員のスピードの無さ、企画力の貧困さ、前例主義、、、まぁ、わざわざとりあげるまでもなく、一般市民が思っていることだらけ。

しかし・・・

彼らにも言い分はあるのね。

何か新しいことをしようとすると、県内部からの圧力はもちろん、市民団体からもいろんなクレームがくる。それに一つ一つ対応していると企画は小さくなり、遅々として進まない。
まぁ、国からしてそうなのだから、一地方はもっとしがらみがあるのかもしれないが?

そんな中で、高知県にどうやって人を呼べるのか、観光立県をめざすために何をしたらいいのか?

そのヒントがこの本にはたくさんある。

「便利」で都会と張り合ってても仕方ないじゃん。それに「不便」を欠点だと思ってるところが悲しいよな。

見慣れている目にはつまらない石ころとしか見えないものが、見方を変えれば宝石になり得る。

あたりまえ」、まさにその通りだと思います。
もちろん、それに気づくのはその土地から外に出て行った人たちが勝手にほざいている視点でもあるのだが。
ただ残念ながら、外部との意見交流をする機会もなかなかもてないのも事実。

土地の人は便利さを求め、外部の人は不便さに旅情を感じる。

このギャップを埋めない限り、「あり方」を決めるのは非常に難しいのかもしれない。
しかし、その土地の活性化を望むのは皆同じだと思う。
もっと大上段にたって、大きな方針をまずはみんなで共有して欲しいものだ。

青森もいいコンテンツはいっぱいもってるのになぁ、、、の、ポチッ
 

この本が面白いと感じた方は、楡周平の「プラチナタウン」もどうぞ!


そういえば、青森も「観光立県」を目指している。

でも、先日とても残念な場面に遭遇してしまった・・・

JUGEMテーマ:読書


評価:
コメント:地方再生!御旗はいろんなところがあげてますけど、実態は…納得できることばかりでした。ぜひ行政の方に読んでもらいたい一冊です!

青森日帰り弾丸ツアー」をやった時だ。

新青森駅から青森駅に移動するため、一駅だけだが特急に乗り込もうとした。
JRのキャンペーン中ということもあろうと思うのだが、満席で乗車口は人であふれている。
客席を見たら、立っている人はまばらだったので「もっと中へつめてくれませんか?」と言ったら、客席への入り口通路で自分の立ち位置をまるで決め付けたようなおっさんが強行に拒否しているのである。
「みんな我慢してるんだはんで、しかたねべ」と津軽弁でまくしたててる。
いやいや、別にあんたを責めてるわけじゃなくて、バスでも混んでる時は「中へおつめください」と言うくらいの感じだったのだが、やたら興奮したらしく「遊びに来てる人は、勝手なもんだ!」と言うではないか。

おいおい、周りはほとんど観光客なんですけど。
こんなつまらない一言で、青森の印象が悪くなるということをわかってもらえないんだろうなぁ。
民度が低いのかなぁ。
青森県も県外に観光立県をアピールするなら、まずはこういうことから教育して欲しいものだ。

と、思ったしだい。

さも観光客がきたから、こんなに迷惑している!

みたいな顔をしないでさぁ。

18:25  Posted by juzji
読書 : comments(4) : trackbacks(8) : 

COMMENTS

posted by 水無月・R  at 2011/07/15 10:43 PM
じゅずじさん、こんばんは(^^)。
『県庁おもてなし課』で描かれる「おもてなしマインド」は、どの観光地でもぜひ心がけていきたいものですよね。行政レベルではなく、市民レベルで。
高知県の観光課がこんな風に変わって行ったら、きっと高知観光する人たちは気持ちよく旅ができるでしょうね〜!
住んでたこともあるし、学生時代に旅行に行ったこともありますが、また高知県に行きたくなりました!
高知はのんベが多いので、お酒もアテ系の食べ物も、ホントに美味しいですよ♪
posted by じゅずじ  at 2011/07/16 8:39 AM
■水無月・Rさん
高知は行ったことがないけど、読み終わって「よし、高知へ行こう!」と思いました。
まぁ、まんまと有川さんの術中にはまったということでしょうか(笑
posted by 苗坊  at 2011/07/27 12:41 AM
こちらにも失礼いたします。
始めは突っ込みどころが満載でどうなることやらと思いましたが、だんだん変わっていくおもてなし課の人たちがかっこよかったです。
私も高知へ行きたい!って思いました^^
青森のそのオッサンの件は何だかいう言葉が見つかりませんね。
そういう人っていますよね。私はそういう人に降りる際にわざとドンとぶつかって「邪魔だよ!」アピールをして逃げます^m^性格悪いですね〜
あ、そのオッサンは邪魔してるわけじゃなかったですね。でもそういう言い方をされたら、良い場所でもその嫌な部分を思い出しちゃってちょっと哀しい気分になっちゃいますね・・・。
posted by じゅずじ  at 2011/07/27 10:09 PM
■苗坊さん
>変わっていくおもてなし課の人たちがかっこよかったです…
そうですねぇ、どんどん「心」がこもってくるのがわかる。
おもてなし課の人も、働いている実感を味わったんじゃないでしょうか(笑
オッサン…
>「邪魔だよ!」アピールをして逃げます
ワッハッハ、そりゃいいや。
あくまでアピールなのね(^^ゞ
 
 
 


 

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