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【一千兆円の身代金】(八木圭一)を読了!

日本政府相手に驚天動地の要求が!?

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【あらすじ】
元副総理の孫を誘拐した。財政赤字と同額の一〇八五兆円を支払うか、さもなく
ば、巨額財政赤字を招いた責任を公式に謝罪し、速やかに具体的再建案を示せ」。
前代未聞の要求にマスコミは騒然。警視庁は捜査一課特殊犯係を直ちに派遣し、
国家の威信をかけた大捜査網を展開する。やがて捜査陣は、あるブログの存在に
行き着くが・・・

第12回『このミステリーがすごい!』大賞作。


身代金は、1085兆円!?

いったいどこからその数字が出てきたのか?

それは日本の財政赤字額。
赤字はすべて次世代へと受け継がれていく。
犯人はそれを良しとせず、今すぐ対応しろという。

年金問題、生活保護問題、公共問題、待機児童問題、TPP問題・・・

この国は数え切れないほどの課題を抱えている。

政府の反応は?
警察の動きは?

犯人の要求は、世の中の矛盾に対する問いである。
原因も対策もわかっているのに、行動しようとしない政治に対する批判である。
国民のほとんどが頭の中ではわかっていても、「今がよければ」という問題を先延ばしにしている意識に対する危機感である。

と書けば、よくあるダチレベルの酒席でのひとコマでしかない。
しかし実際に行動を起こそうとしたら、クーデターしかないと思うのも事実だ。
何しろ、いくら選挙で変えようとしても、政治家はいろんなしがらみがある。
当然ながら官僚は変化を望まない。

そんな国を変えるには?

誘拐というミステリィな手法をつかってはいるが、これは社会派的な要素がほとんどを占める。
読んでいて思わず納得できる。

医療業界に一石を投じた海堂尊氏と同じ手か?

誘拐された篠田雄真君の将来を見て見たい。

日本国、いくところまでいくしかないのかなぁ、、、の、ポチッショック
 

反対意見の小説も読んでみたいものである。


JUGEMテーマ:読書

 
評価:
八木 圭一
宝島社
¥ 1,512
(2014-01-10)

18:08  Posted by juzji
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