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【ロング・ロング・ホリディ】(小路幸也)を読了!

何をするわけでもなく、暇さえあればカウンターに腰かけ、一杯のコーヒーで長居しながら時間をつぶす、そんな学生時代が思い出される一冊。

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【あらすじ】
1981年、札幌。喫茶店“D”でアルバイトをしている大学生・幸平のもとに、東京で働いているはずの姉が「しばらく泊めて」と突然、現れた。幸平は理由を聞き出せないまま、姉との暮らしを始める。一方、“D”では、オーナーと店長が「金と女」のことで衝突。そんな二人を見て、幸平たちは“ある行動”に出た。それは一人の女性を守るためだったが、姉の心にも影響を・・・


常連、という響き。

喫茶店でアルバイトをしたことはないが、青春といわれた時代が次から次へと頭をよぎる。
 
今から40年前、仙台で大学生になったばかりの頃、一軒の喫茶店に出会った。
 
比絵呂・・・
 
オープンしたばかりのその喫茶店は、まだ若いマスターと新婚のかわいい奥さんの二人がカウンターに立っていた。
いつしかオレは、朝に昼に晩にずっとその店に居座ることになる。
 
4畳半一間のアパートには電話もない。
もちろんポケベルも携帯もない時代。
オレに用のある仲間は、この喫茶店に探しに来ていたものだ。
そして伝言板よろしく、情報が電波していくのもこの店だった。
 
学生仲間と語り合い、常連の社会人に説教され、怒ったり、泣いたり、なぐさめたり、なぐさめられたり、今思えば何であんなに熱くなれたのか。
 
そんな1980年代の喫茶店・・・
 
今はどうなんだろう?
たむろできる喫茶店なんかあるのだろうか。
駅前はチェーン店だらけだし、マニュアル通りのサービスはしてくれるが、一人一人の結びつきってあるのかな。
何かあればスマホでつながる時代、きっと今はすれ違いもあまりないんだろうな。
あの頃は、すれ違いから生まれる人生の転換期もあったように思う。
 
一つの喫茶店が人生を大きく変えることだってある。
 
今思えば、オレの人生はすべてその喫茶店のカウンターから始まったのかもしれない。
本文とはまったく関係ない話だが、それぞれの拠り所をもう一度思い出させてくれたこの本に感謝。
 
青春って、どこかお節介な調子で、、、ポチッイヒヒ

その人にしかできない仕事もあるけれど、誰にでもできる仕事をきちんとこなす人たちがいてこそ、特別な人たちがちゃんとできる。
 
同意!
 
カウンターで仲良くしてもらった会社員は、オレが東京に出てくるきっかけを作ってくれた。
そしてカウンターの中に立っていたマスターは、今「ストロベリーコーンズ」を傘下に持つ会社のオーナーである。

 

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18:38  Posted by juzji
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