<< 【日本橋 三冨魯久汁八】で日本酒三昧 : 【房総休日】 南房総で春を探し隊2017 >>

【終わった人】(内館牧子)を読了!

59歳の誕生日までもう少し。
​そして一つの区切り60歳まであと1年・・・

定年って生前葬!?

まずは来訪記念にどうかひとつ!  人気blogランキング

【あらすじ】
大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられそのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。妻は夫との旅行などに乗り気ではない。「まだ俺は成仏していない。どんな仕事でもいいから働きたい」と職探しをするが、取り立てて特技もない定年後の男に職などそうない。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか・・・


ちょっとの挫折はあったものの、仕事一筋で現役を乗り切った田代壮介。
60才を過ぎて定年後に過ごす人生とは・・・

痛いほどよくわかる一冊。

城山三郎の「毎日が日曜日」を読んだのは40代だっただろうか。
まさか自分がそんな年齢になる現実を考えもせず、ただ傍観者として面白く読んだものだ。

そんなオレも、来年は60歳。

あらためて考えました、自分に何があるのか、何ができるかを!
趣味と言えるものは?友達は?拠り所は?

人生の余裕とは時間がたっぷりあるのではなく、心に余裕があるかどうか。
時間がたっぷりあるから何かができるかではなく、何かをするために時間がやりくりする、そんな人生でありたい。

田代壮介の心の動きが実に面白い。
プライドと不安のはざまで揺れ動く心、それがまるで朝令暮改のように激しく揺れる。

ジジババと一緒にいることで、自分もジジババになるのが怖い。
オレはもっと違う人生ができるはず・・・

そう、はず、、、なのである。

サラリーマン人生の落としどころを見つけられない男のはかなさが、とてもせつない。
それに反するように、職人とか特別な技術を身につけている者へのあこがれ。

わかる。
結局は「隣の庭」的なものなのだろうが、同期の農家の活き活きとした姿や、SNS仲間のりんご農家の方々に接していると・・・

でも、いまさら悩んでもしかたないわけで、悩むなら進め!ってこと。
ようするに人間とは何をするにしても念を残す生き物。
だったら、好きなように生きた方がいい!

だって、明日のことなんか誰もわからないのだから。

さて、明日何をしようか?、、、と、ポチッひやひや
 

今までもいろいろあったけど、これからもきっといろいろあるんだろう。
どんな偉い人でも将来を見通せるわけでもなく、その日その日を過ごしていく。
ただ違うのは、明日やらなければならないことを自分で見つけ出せるかどうかだ!?

我が家のチャレンジレディばば様曰く・・・
まだまだ死ねないんだよー!
だって、また編み物を頼まれたんだもの。。。


JUGEMテーマ:読書


 
評価:
内館 牧子
講談社
¥ 1,480
(2015-09-17)

18:07  Posted by juzji
読書 : comments(0) : trackbacks(0) : 

COMMENTS

 
 
 


 

TRACKBACK

TB URL :: http://juzji.jugem.jp/trackback/7586