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【みかづき】(森絵都)を読了!

教育って何だろう!?

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【あらすじ】
昭和36年。小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。ベビーブームと経済成長を背景に、塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い―。山あり谷あり涙あり。昭和〜平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって奮闘を続ける家族の感動巨編・・・


久々に森絵都さんの本を読む。
三世代にわたる「塾」のあり方、教育のあり方が綴られている一冊。

戦争が終わり、教育方針も変更された中、塾を起業する大島夫婦。

勉強ができない子は集中力がない。
集中力がない子は瞳に落ち着きがない。

そんな瞳の法則に従って、生徒に学ぶ力を備えつけようとする塾の出発。

最初は授業の補習的だったものが、受験戦争になり、そして現在の格差社会に行きつく。
それぞれの時代で文部省の指針が変わり、それにもとづいて塾の仕組みも変わっていく。

確かにそう言われれば!と、納得できる。

それぞれの個人はその時代の大変さしか経験、記憶はないが教育者はずっと見ていたわけだ。

先生って、大変だねぇ。

もちろん生徒のことが中心なのだろうが、教育方針が変わればそれに合わせなければならない、そして最大の問題は「親」。
モンスターペアレントへの対応はいかにも大変そうだ。

以前、小学校の先生と話す機会があった。
子供は可愛いけど、もれなく親がついてくる!

まぁ苦笑いするしかないが・・・

どんな時代のどんな書き手も、当世の教育事情を一様に悲観している。

確かに教育問題は常に重箱の隅をつつくように悲観的な意見しか出てきてないように思う。
先生一人一人は教育理念に燃え、個々の教え方もあるのだろうが、文部科学省は政治家を見ているように思う。
その政治家は一票のために、モノ言う有権者にこびる。
そういう意味では教育が一番いじりやすいのかもしれない。
何しろ、意見する者たちは直接関係ないことでもあるから。

本文とはあまり関係ない話になってしまったが、そんな事情もよく読み解ける一冊ではなかろうか。

人に教え、人を育てる、教育。

感動させていただきました。

がんばれ、ニッポン!、、、の、ポチッグッド
 

マスコミにも負けず、文部省にも世間の悪評にも負けぬ丈夫な心をもち、欲はなく、ときどきしか怒らず、いつも教えることを楽しんでいる、そんな教師に俺はなりたい!

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評価:
森 絵都
集英社
¥ 1,998
(2016-09-05)

18:02  Posted by juzji
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