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【団塊の後 三度目の日本】(堺屋太一)を読了!

団塊の世代のリタイアで、日本は崩壊か、再生か!?
 

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【あらすじ】

2020年東京五輪の後こそ深刻!―「天国・日本」の重大危機に若き徳永総理が挑む“三度目の日本”とは!
団塊の世代のリタイアで、日本は崩壊か、再生か。国家の未来を決める究極の選択が始まる・・・

 

 

 

2020年の東京オリンピックから6年後、2026年の日本はどんなことになっているのか?
堺屋太一さん、こんな本を書いていたんですねぇ。
私の情報網には入っていませんでしたが。

のっけから「身の丈の国」。
オリンピックが終わったとたん、経済不況になるんだそうです。
まぁ言われるまでもなく、過去の例を見ると大体そんな感じですね。
大きなイベントのために予算を組み、それを短期間で仕上げるためには、人も金も集中投資しなければならないわけで、それが終わった後は借金と膨らむ人件費。
イベント会場を再利用しながら維持費を捻出するにしても、利益を出すまでにはいかない。

その後の施策は!?
というよりもオリンピックをきっかけに、元々言われていた高齢化社会、人口減少社会の問題が如実に現れるということなんでしょうけど。
それらを現実として受け止め、今ある姿を認識したうえで国政を司る!?
 
三度目の日本、ということ。
明治以降大きな改革があった。
一度目は明治の日本、二度目は戦後の日本。
一度目、二度目は外圧を受けながら、大きな損害も含んでいる。
でも今、平和を満喫している世の中で、どんな改革ができるのか!?

興味のあるテーマばかりでした。

その中で、堺屋さんは言う。
敵のいない中で日本がしぼむ敗北の原因は「3Yない」だという。
欲ない、夢ない、やる気ない・・・

なぜそうなってしまったのか?

では、どうすれば?
身の丈の国だけで、この国を維持できるわけはないわけで、結局は外に求めるしかないんですかねぇ。
移民はもちろんのこと、日本の知識を輸出する。
そして、それを還元する。
何か、民間がずっとやっていたようなことかもしれませんが。

子供に残す資産もなく、しかも子供の死亡率が減ってきた現代、子を増やす意味も無くなり、それによる流動性もなく、新たな世の中も生まれてこない。
人って、苦難にあって初めて知恵が浮かび、イノベーションも生まれる。
そんなことが確かに少ないように思えます。
不況だと思っていたことも、決して頑張りが足りないわけではなく、時代の流れが変わってきていること。
その時代に沿っていないということ。
そして、全体的に経済が縮まっていうこと。

最近、メーカーだけではなく銀行もリストラ、損保会社も転籍といういわばリストラに走っている。
それはきっと、今は大丈夫だけど、近い将来の人口減に対する担保なんでしょうねぇ。
働き方改革とか、RPAなんとかといいながら、作業効率を上げて時短にする名目の給与減対策なんでしょう。
極めつけは、アルバイトも許す。
ようするに、それ以上は賃金を上げないよー!って宣言だと思います。
だから、自分の人生は自分で決めよ!

仕事は貰うもの、与えられるものと思っている下請けはますます辛いなー。
何とかしなきゃと思いながらも、ようやく実感できるように思えたオレも60過ぎ。

2000万も貯金ないし・・・

死ぬまで働きましょうかねぇ。
働ける場所があれば、、、切実な、ポチッひらめき

欲が無くなった、平和なニッポン。
安全、安心、清潔と唱えていたら、いつの間にか天国に一番近い国になっていた日本。。
天国の階段を登り切ったら、次の階段がない。
そうなると、後はその位置を守ろうとするわけで、どんどん規律が厳しくなって、イノベーションが起こりにくい。
しかもそれに慣らされると危機感もなくなり、しまいには遺伝子存続本能も無くなる。
なるほどねぇ、倫理ということで夜這いも無くなれば、不倫は責め立てられる。
真面目に生きようとすれば・・・
 

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18:13  Posted by juzji
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